肩こり

国民生活基礎調査で、性別にみた有訴者率で女性に最も多いのが肩こりです。

広く肩こりといっても、実際には頚の症状であったり、肩や肩甲間部の症状など、さまざまで、筋の緊張による違和感や不快感がある場合、痛みを伴う場合もあります。
近年では、スマートフォンやパソコン使用による目の疲れや姿勢の問題も多く、仕事上、腕をよく使うなど労作に伴う筋疲労も多く見られます。逆に、運動不足による頸や肩の血行不良の場合もあります。
しかし、ひどいものでは、頸椎や神経のトラブル、心臓疾患など内臓疾患に伴う反射の痛みや違和感の場合もあるので注意が必要です。
最初から安静にしいても強い痛みがあったり、夜間に痛みがある場合には、ひとまず医療機関へ受診してください。

肩こりへの対処は、多くの方が第1選択しとして湿布等の市販薬によるセルフケアが多く、第2選択肢としてマッサージを活用される方が多いようです。
鍼灸やマッサージは、血流を改善し、筋緊張を緩和することができますので、多くの皆様にご活用いただきたい施術です。